ビッグイシューをご存じですか?
ビッグイシュー(The Big Issure)はホームレスの社会復帰に貢献することを目指す企業であり、またイギリスで発祥した、世界で販売されている雑誌です。
日本では2003年9月に創刊されました。ベンダーと呼ばれるホームレスの人たちが一冊300円で販売して、一冊160円が利益になります。雑誌を販売してもらうことによって、ホームレスの人たちの自立を支援しています。自立へのステップとは
1.簡易宿泊所(1泊 3000円前後?)などに泊まり、路上生活から脱出
(一日25から30冊売れば可能に)
2.自力でアパートを借り、住所を持つ
(一日35から40冊売り、毎日1000円前後を貯金、7~8ケ月で敷金を作る)
3.住所をベースに新たな就職活動をする
またNPOビッグイシュー基金は、第2、第3ステップを応援するため、「敗者復活」応援事業を行っています。社会とのつながりを回復できる生活自立、就業トレーニング、生きる喜びを感じられるスポーツ・文化活動の3つの事業を行っています。
この雑誌の中身はホームレスの社会福祉情報だけではなく、エンターテインメント情報なども重視して、掲載されていて、中身の濃い雑誌です。小冊子ですが、読み応えがあります。近くでは川崎、横浜などの大きな駅で売られています。
ちなみに204号では、ティム・バートン(映画監督、最新作「フランケンウィニー」公開中)のインタビュー、HIVに関して、「進化」論、東日本 被災地からの報告、映画、芝居、テレビCDなどの情報、有名人のコラム、当事者の意見など。あまり目立たないホームレスのおじさんたちが、暑い中、寒い中、静かに売っています。
もっと大声で売り込んだらいいのにな~と思いながら、買っています。私の持っている既刊紙を何冊か、みどり野診療所の雑誌コーナーにおいてあります。もし駅で気づいたらぜひ一度買ってみてください。内容は面白く、300円は気軽に買える値段ですし、300円のうち160円がホームレスへの支援になりますので。
今年の冬は特に寒いのですが、特にホームレスの支援が大々的に叫ばれていないのはどうして? 近所で見かけていた、何人かのおじさんたちがどこで、どう過ごしているのか心配です。
「ビッグイシューとはどんな内容?」:
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133607186
みどり野診 ソーシャルワーカー
松井

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