みどり野診療所 相談室便り(2020年.10月・11月)

みどり野診療所 相談室便り(2020年.10月・11月)


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 あっという間に今年も終わりです。「Go To Travel」,「Go To Eat」が始まり、ようやく社会がコロナから徐々に開放されるかと思っていたら、一部の識者たちが予想した通り、コロナ流行第三波にみまわれています。やはり そんなに簡単なことではありません。ウイルスがさらにパワーアップしているのか、潜在化しているウイルスが人が動けば顕在化して感染を起こしているのか?

 クリスマス、年末年始、イベント満載の時期ですが、今一度、人の動きを止めて、感染予防の基本に立ち返るしかののではないでしょうか?

10月相談件数         11月相談件数
新規ケース   4ケース    新規ケース  3ケース
継続ケース  51ケース    継続ケース 48ケース
トータル   55ケース    トータル  51ケース

特徴的なケース

医療費の減免に関する相談は3ケースありました。

内2ケースは年金生活者で、年金額が生活保護基準を若干オーバーしていることで、実質生活費は保護基準以下になってしまうため、医療費の支払いが滞ってしまうというケースです。医療費だけでなく、年金支給後2か月目になると食料品も尽きてしまうような生活になっています。

家計管理がうまくできないという事情もあり、年金管理を安心センターに任せていてもうまくいかない場合があります。

1ケースは医療費減免で対応、1ケースは安心センターが関わっているため少し経過をみています。

1ケースは44歳の男性で、車で寝泊まりをしているため、国保に加入できず熱が出て、具合が悪いとのことで受診しました。どこかしらに住所をおいて、国保加入をすすめましたが、車の配送の仕事でかなり稼げること、車で生活をしていると、家賃、水光熱費がかからないという理由で医療保険加入は希望せず、当日の医療費の支払いもできました。

車中での生活は、健康を維持して働くには無理があり、医療保険もないと、気軽に病院にかかる事もできないため、この機会に生活設計を立て直すよう勧めましたが、その後来院していません。

その他介護保険の利用に関する相談が2ケース、難病の女性(40代)の障害年金の請求に関して、病気退職を考えている方の今後の生活に関しての相談がありました。

11月20日に緑区セーフティネット会議に参加してきました。今回は関係機関が集まり、生活困窮者自立支援事業と生活保護との一体運用について、自立支援事業の「住居確保金」「就労支援」について、社会福祉協議会からは生活福祉資金貸付事業の説明がありました。

コロナの影響により、社会が疲弊し、失業者が増加し、生活困窮者もどんどん増えてきています。この機会に生活支援に関する社会資源について、学び直す必要性を感じました。(2020年10月、11月)

関連記事:https://midori-tomo.at.webry.info/theme/3a6943fd1f.html 相談室便り

           

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