権力とメディアのあるべき姿を問う 映画「新聞記者」本日(2019年6月28日)公開
本日6月28日から映画「新聞記者」が全国公開されるのに先立ち、今月20日、東京都内で同作の試写会が行われた。同作は、本紙の望月衣塑子記者が執筆した同名ノンフィクションを原案に、「デイアンドナイト」など多くの話題作を手掛けた藤井道人監督が、オリジナル脚本を執筆し映画化した。一人の新聞記者の姿を通して、権力と報道メディアの在り方を問う作品だ。
試写会では上映前にトークイベントが行われ、同作を企画・製作した河村光庸氏と望月記者が登壇。河村氏は、
「音の政治事件を映画にしていくというのはたくさんある。しかし、ここ 2・3年で起きた政治事件を映画にす る というのは、今まであまりなかったと思う。今の社会の異常事態は映画でしか表現できないのではないかと思 い、映画化に踏み切った。そして、思い切って若い監督、若い制作陣を起用しました。しかし、若い人ほど、無意識に同調圧力に、屈しているんですね。そんな彼らを『政治を語ることがかっこわるい、というのは、民主主義を放棄することだ』と説得し、何とか彼らの若い力でこの映画を完成することが できました」と完成までの苦労を振り 返った。
望月記者は、東京新聞の社内で行われた撮影に立ち会った際のエピソードを交えながら、「政権がメディアをコントロールしようとしている今、権力とメディアがどのような立ち位置であるべきかを問い直している本作は、 製作に際して強い覚悟が必要だったと思う。現実に起こっている問題を真正面から問うこの作品を皆さんが観終わった後に、一人ひとりの″個″が、今の社会の中でどのような問題意識を持ち、どのように声を上げるべきかを考えて頂けたら」と観客に向けてメッセージを送った。
試写会には、 3,000通を超える応募から抽選で選ばれた 約100名が参加。上映終了後には、熱いメッセージが多数寄せられた。
(特別対談)
企画・製作 エグゼクテイブ・プロデユーサー 東京新聞編集局社会部記老
河村光庸氏 × 望月衣塑子
試写会参加者の声!
●「リアルに描いた国家権力の闇に背筋が凍った。人間ドラマとしても秀逸」(50代男性)
●「表現の自由″がない状態が ″ふつう″になってしまっているのだという危機感を持ちました」(40代女性)
●「正直、怖くなった。無関心でいることが罪だと思った」(50代女性)
●「この国の政治家に、正義はないのか? 国民を想う政治家はいないのか?」(60代女性)
●「形だけの民主主義で良いわけがなく、怒りしかこみあげてきません。必要なことは国民には何も知らされていない現実に打ちのめされました」(50代女性)
新聞記者
STORY--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
吉岡記者(シム・ウンギヨン)のもとに匿名FAXで届いた大学新設計画に関する極秘情報。吉岡は、このFAXを受け、真相を究明すべく取材をはじめる。その過程で、内閣情報調査室から激しい妨害にあうが、 真実に 迫ろうともがく吉岡。一方、内閣情報調査室の官僚。杉原(松坂桃李)は、現政権に不都合なニユースのコントロールを命じられ葛藤する。「闇」の存在に気付き、選択を迫られる杉原。二人の人生が交差するとき、 衝撃の事実が明らかになる !
出演:シム・ウンギョン 松坂桃李 本田翼 岡山天音 郭智博 長田成哉 宮野陽名/高橋努 西田尚美 高橋和也/北村有起哉 田中哲司
監督:藤井道人 脚本:詩森ろば 高石明彦 藤井道人 音楽:岩代太郎 原案:望月衣塑子「新聞記者」 (角川新書刊)河村光庸
主題歌|:OAU「 Where have you gone」 配給:スターサンズ イオンエンターテ イメント◎2019『栞 折聞記者』 フィルムパートナーズ
新宿ピカデリー、 角川シネマ有楽町、ユーロスペース、 池袋HU MAXシネマズ、 MOVIX亀有、ユナイテッド ・シネマ豊洲、イオンシネマシアクス調布、イオン シネマ板橋、 イオンシネマ港北ニュータウン、 イオンシネマ新百合ヶ丘、 イオンシ ネマ幕張新都′ エイオンシネマ越谷レイクタウンなど全国143劇場にて公開中 !
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