豊田所長の健康ガイド (その126) ―熱中症に注意―


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―熱中症に注意―

☆熱中症とは?

熱帯夜と言われる高温環境の時、身体の体温調節をはるかに超える影響で熱がこもり、循環器、筋肉や脳神経、腎臓などに障害が起き、死に至る症状を熱中症といいます。

応急手当は、涼しい場所へ運び、アイスパックや冷水タオルなどで、わきの下・首回りを冷却、衣服をゆるめ緊張を解きます。少しでもおかしいと思ったら安静にし、それでも回復しない場合はすぐに「みどり野診療所」等の医療機関へ来て下さい。

☆高齢者のかかる原因は

(1) 体温調節能力の低下
汗は体温を下げる作用があり、加齢にともない汗をかかなくなります。また、風呂嫌いになる方も多く、そうなると皮脂が表面を覆い、汗をかきにくく、熱が体内にこもってしまいます。

(2) 水分の摂取量が少ない
水分が不足すると脳が水分補給の指令を出しますが、加齢するほどこの働きが弱まります。

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その為「のどの渇き・脈が早くなる・立ちくらみ・はきけ・血圧低下」などの脱水症状が現れます。本人は「持病のせい」「いつもの状態」と軽視してしまい気付くのが遅れます。また、頻尿や尿漏れの心配から水分摂取を我慢する方も多く、非常に危険です。

(3) 水分が出てしまう

脱水症状になると「水分を排出しないように」と尿が濃くなるのが通常です。加齢のため、腎臓の働きも弱っているので、尿濃度は濃くならず、水分が排出されてしまいます。

高齢者はおおむね35℃台の低体温なので、若い人がほおやおでこに触れて同じ体温なら微熱状態。また、舌は通常赤くふくらんだタラコのような状態ですが、乾くと縦じわが出てきますので、ご注意ください。

▽熱中症対策

(1) 定時の水分補給を習慣に
起床時・朝食後・一〇時休み・昼時・三時休み・夕時・夕食後・就寝前などそれぞれ大きなコップ1杯、冷水やお茶など飲む。こまめに、一口ずつ飲むだけでも水摂取が習慣になります。心がけましょう。

外出前は大目の水分をとり、直射日光はさけ、帽子などをかぶる。1時間おきに休憩する。

(2) その他の対策
室内でも高温多湿、無風の場合は、熱を体外に放出できないので危険、そして、暑い日中は外出を避け、冷房を嫌がらす、エァコンは28度に設定、我慢せず冷房も利用する。

夏に脳卒中で倒れる人が多いのです。水分不足により、血液が濃くなり血栓が発生しやすくなります。

脳卒中で倒れることは取り返しがつかないことになってしまいます。

特に、高血圧の方の水分不足は危険です。より一層気をつけましょう。

みどり野診療所にご相談下さい。電話:045-981-7222

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