「ハマ弁」 苦戦続く 想定利用者数に届かず廃棄も多く
当日注文の試験導入半月
横浜市教育委員会が、市立中学校で給食代わりに提供している配達弁当「ハマ弁」の利用率アップに苦戦している。先月下旬からは一部の学校で、当日朝でも注文できる方式を試験導入したものの、想定したほどの利用者がなく、事前に数を見込んで作った多くの弁当を廃棄。試行錯 誤が続いている。
(加藤益丈)
(モデル12校で、8月27日より、当日注文が開始)
ハマ弁は二〇一六年度に始まり、値下げや献立の改善で少しずつ利用率は上がっている。しかし、今年七月時点でも2・2%にとどまり、本年度末の目標(10 %)との開きは大きい。このため市教委は 「七日前までに注文しなければならないのは使いづらい」との保護者の声に応えて十二校をモデル校に指定し、先月二十七日から順次、当日朝の注文も可とした。
その結果、九月十三日までの十四日間(土日を除く)で計八百二十一個の当日注文があった。市教委によると、全校で導入した場合、1%ほど利用率がアッププすると推定できるという。
(多数の弁当が廃棄されています。)
ただ、当日注文するハマ弁は「食べられない子が出るのは避けたい」(市教委)として、請負業者に多めに作るよう依頼しており、十四日間で計九百五十個が廃棄された。市教委は「試行を続けることで見込みの精度は上がる」とする一方、多くの弁当が廃棄されるのは望ましくないとして、想定を引き下げるとしている。
12校のモデル校
鶴見中学校、若葉台中学校、大道中学校、日吉台中学校、桑田谷中学校、上郷中学校
秋葉中学校、中田中学校、横浜吉田中学校、根岸中学校、仲尾台中学校、樽町中学校


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