みどり野診療所 相談室便り (2014年7月)

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今夏の記録的な暑さと想像を超える豪雨による被害の大きさ、連日テレビで写し出される映像を見ると、心から自然の脅威と一方の人間の弱さを感じます。山、川、海の自然に恵まれた土地は、危険と隣り合わせにあるとつくづくと感じます。毎日ニェースを見ては暗い気持ちになり、でも高校球児たちの、暑さにもめげず、プレッシャーにもめげずの、精一杯の戦いぶりに感動し、世界ユ-ス大会での日本の若者たちの活躍ぶりに爽快感を感じています。

この夏も後半、暑さにバテ気味で、食欲も低下気味ですが、古いワーカー仲間の集まりで、マグロの兜焼きの迫力にビックリ、久々においしい魚をタップリ食べました。飲み放題の生ビールもおいしかったです。

7月相談件数 新規ケース 5ケース
        継続ケース 40ケース
  トータル  45ケース

新規ケースより

・老人世帯(70代〉

夫婦で通院していたが、夫のADL低下、当院への転院と介護保険の手続きについて、
援助してほしいとの相談が友の会よりあつた。訪問のセットもしてもらったが、当事者
はそこまでの重大問題とは思ってしなかつたようで、子供もない世帯であり、自分たち
が頼んでいなかつたのに、余計な干渉となってしまったようである。

今後必要になったらということで、介誰保険について説明をして 後は雑談をした。その後、夫のADLが改善し、検査の結果も心配がないことがわかり、通院が続けられている。
いつ相談を開始するかという事は、なかなか難かしい問題である。

・A子さん(83才)

長男との2人暮らし、ケアプラザの紹介で外来受診、介護意見書の依頼があった,経済問題もありそうとのことで、情報収集のためにケアプラと連絡をとった。息子が認知症について理解がな<、近所より息子の大声最近姿を見ないなどの通報がケアプラザに入ったようである。ケアプラザの訪問の結果で、介護保険の申請をして、さっそくディサービスを利用して通院か、往診につなげて行く事になった。経済的な問題が出てくるようなら、院内減免の手続さをする予定である。

・T子さん(60才〉

慢性疾患で長期で外来に通院している患者さんである。夫の年金が少ない、息子も同居で働いているが、アルバイトという不安定な身分という事情があり、国保の保険料が支払えなくなり、一時治療中断があった。相談で国保の資格はもどり、医療費については当面院内減免で対応をすることになった。

・その他

K氏(78才)夫婦に入しぶりに外来であいまし,た。引つ越しをして、私のいない曜日に通院になったので、ほとんど会えないでいました。娘さん2人といっしょで、とても元気そうでした。私が関わりだしたのは,去年の6月でしたが、慢性疾患、アレコール問題、定期通院ができない、薬が飲めない、妻も認知性の傾向がでている等あり、介護保険の手
続きもできないていましたが、なんとか娘さん2人と連絡がとれて、病状についても先生から詳しく話をしてもらいました。

娘さんたちも時々、訪間はしていましたが、当事者一見普通に話ができ、大丈夫、心配ないとのことで事の深刻さに気付いていませんでした。

その後は、娘さん2人の強力なパックアップで、介護保険も利用できるようになり、生活環境が目覚ましく改善しました。しかし、2人の認知症は徐々に進行しつつあり、いずれは限界がきます。

娘さんは公営住宅の中し込みをはじめました。ラッキーなことに娘さんの家のすく近くの県営住宅に当選しました。新しい環境で、さらに認知疵が進むのではないかと不安はありましたが、膨大な荷物の処分、本人の説得など大変な努力をして今年の4月に転居、周囲の住民にも2人が認如症があるどとをつたえ 朝、晩は娘さんが訪問、時に2人で迷子になったりはありますが、新しい生活が軌道になりつつあります。ディサービスの利用が次の課題です。

家族の力って本当にすごいと思います。病院側は必要に応じて、家族と密なコミュニケーションを取っていく必要があると思います。

S.W 松井

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