「かぜ」とインフルエンザ 子どもには、ここに気をつけて (安静と十分な水分、室内は加湿。)(1)

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「かぜ」とインフルエンザ  子どもには、ここに気をつけて (安静と十分な水分、室内は加湿。)(1)

冬は「かぜ」とインフルエンザの季節です。対応策はないものだろうかと探していたら、「いつでも元気2005年1月号」にその特集が組まれていました。12月初旬から急に寒くなってきました。そこで、その記事を転載させて頂き、特に「子どもさんに注意する項目を記載」したいと思います。3回に分けて掲載します。

冬の病気といえば、子どもにかぎらず「かぜ」とインフルエンザが主役です。かぜは発熱、鼻水、咳などを主な症状とし、子どもがかかる病気で最も多いものです。かぜの原因の90%以上は、さまざまなウイルスによる感染です(表1)。
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 発熱、咳、鼻水以外にも嘔吐、下痢を主な症状とするウイルス性の胃腸炎を、おなかのかぜと表現することもあります。また、高熱、関節痛や筋肉痛などの全身症状を伴うインフルエンザもかぜのひとつとされています。
 今回は、冬のかぜの主な原因となるインフルエンザ、RSウイルス感染症と細気管支炎、喘息性気管支炎、急性胃腸炎について、子どもには、どんなことに気をつけたらよいかをお話しします。

インフルエンザ

 ■かぜとの区別つきにくい
 毎年冬に流行するインフルエンザですが、大流行した年には死亡者数が上昇し、特に高齢者の死亡率が高くなります(表2)。

 このように、症状が強く重症化しやすいため、かぜと同じに考えないようにという人もいます。しかし、普通のかぜとインフルエンザとの区別はそれほど簡単ではありません。特に乳幼児では典型的な症状を示さないことも多いからです。

 最近流行しているインフルエンザはAソ連型、Aホンコン型、B型の3種類が知られています。症状はいずれも通常1~3日の潜伏期をおいて発症します。急に高い熱が出て、悪寒、のどの痛み、頭痛、関節痛ではじまり、嘔吐、下痢などの症状を認めることもあります。

 40度前後の高熱が2~4日続き、咳、鼻水がみられ、ほぼ一週間で軽快します。しかし、肺炎や中耳炎を合併することや、熱性けいれん(ひきつけ)をおこすこともあります。

 頻度は低いのですが、大きな問題となるものに脳症があります。5歳以下の乳幼児に多く、死亡率や後遺症を残す率が高いため、発熱から1~2日でけいれんや意識障害、異常行動(意味不明な言動や幻視など)が現われたら、速やかに受診するようにしてください。


 いずれにせよインフルエンザにかかったと思ったらできるだけ早く受診して、診断をしてもらいましょう。15分くらいで診断ができる迅速検査(100%診断できるわけではありませんが)があります。

 ■解熱剤の使用はひかえる

 治療は、新しい抗ウイルス作用のある薬(タミフル、シンメトレル)があり、発症から48時間以内に内服すると発熱期間を1~2日短くするとされています。インフルエンザは、初期の安静が大切です。十分に水分を取り、室内を暖かく加湿して、静かに休ませます。

 発熱自体は、ウイルスが体内で増殖するのを防いでいるといわれていますので解熱剤の使用は控えます。回復後に保育園に登園させる場合も元気さや食欲が戻ってからにして、決して無理をさせないことです。

 インフルエンザの予防の基本は、流行前に予防接種を受けることですが、それ以外は、普通のかぜの予防と同じです。








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