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zoom RSS 豊田所長の健康ガイド    (その九八) ─下痢などの食中毒について─

<<   作成日時 : 2017/08/02 11:45   >>

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─下痢などの食中毒について─ 

☆どうして症状がおこるのか 


便回数が増え、粥(かゆ)状の便が出てくる「下痢」は、食中毒など感染したとき、腸の吸収が不十分なとき、暴飲暴食やストレスなど腸が動き過ぎるときおこります。
 
腸は十二指腸から肛門までをつなぐ消化管です。胃で消化された食物は「小腸」で消化酵素によりさらに分解・栄養素を吸収し液状もしくは粥(かゆ)状となります。

 その後「大腸」で水分が吸収されて固形化し、肛門へと送られます。 腸の動きは自律神経の働きが大きな役割を果たしています。便を体外に送り出すためのぜん動運動は、胃に食べ物が入ると指令が出ます。

 また、便が直腸に達すると大脳に指令が送られ、便意をもよおします。
 ただ便意を感じても肛門の括約筋を締めてがまんし、脳からの指令によって排便をがまんすることができます。

☆どうして下痢するの   

下痢は、起こす原因によって三つの症状に分けられます。

一、分泌性下痢:食あたりなど細菌に感染や、小麦、魚介などによる食物アレルギー、薬の影響で腸粘膜に障害を起こしたときは、腸管の分泌液が過剰となり下痢を起こします。

二、浸透圧系下痢:腸管内に腸の外から水分を取り込もうとする成分があると、水分吸収がうまく行われず、下痢を起こします。浸透圧を上げるものには、一部の下剤(マグネシウム含有製剤など)やサプリメント、食品(ソルビトール、キシリトールなど)があります。

三、運動亢進性下痢:ストレスや暴飲暴食、冷えなどによって自律神経のバランスが崩れ、腸の動きが過剰に亢進(こうしん)すると、便の通過スピードが速くなって水分の吸収が不十分になり下痢を起こします。腹痛を伴う事が多いのが特徴です。

☆予防するには 

 下痢は、食生活を含めた生活習慣が原因で起こります。まずは日々の健康管理を行い、腸の健康を維持することが肝心です。ウイルスや細菌などの感染が原因になることもあるので、食品の管理や衛生面に注意しましょう。また、ストレスをためないよう心がけることも大切です。

日常生活から下痢を予防しよう 

●飲み過ぎ・食べ過ぎに気をつける
●下痢を起こしやすい食事を控える
●冷えから体を守る
●ストレスをためない

感染性の下痢を予防するために
●食品の調理法に気をつける
●食器器具の衛生管理をしっかりと
●旅先での食事にも注意

☆下痢・食あたりには

 食べ過ぎや飲み過ぎ、寝冷えなどが原因で起こる下痢の症状は、ほとんどがセルフケアで症状をやわらげることができます。下痢が長く続いたり、激しい痛みを伴う、吐き気や発熱などがある場合は、すぐに医師の診断を受ける必要があります。
みどり野診療所にご相談下さい。     電話045-981-7222

 次回、食中毒や下痢の原因の症状に合わせた適切な対処法を記載します。

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