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zoom RSS 横浜市・汐田総合病院副院長 宮澤由美さんのリポート  認知症と楽しく生きる

<<   作成日時 : 2017/05/16 21:15   >>

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国際アルツハイマー病協会(ADI)の第32回国際会議(4月26〜29日)が京都市で開かれました。同会議に参加した、横浜市・汐田総合病院副院長の宮澤由美さんがリポートします。

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横浜市・汐田総合病院副院長 宮澤由美さんのリポート 

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認知症と楽しく生きる  国際会議で実感「新しい時代」

ADI国際会議が日本で開かれたのは13年ぶりのことでした。京都市の国立京都国際会館に78の国と地域から約4000人が集まり、認知症の人の参加は約200人と過去最多の数でした。

会議のテーマは「認知症:ともに新しい時代へ」。世界中にいる4700万人の認知症の人が、いかに自分らしく生
きることができる社会を作るかについて、さまざまな角度から議論した4日間でした。

優しい社会求め

会議中に世界保健機関(WHO)が、認知症の人に優しい社会づくりを各国に促す「行動計画案」を策定し、5月に開かれるWHOの総会で、加盟各国に行動計画案の採択を求めると発表し、大きな反響を呼びました。

27日の開会式は、認知症の人と支援者の合唱で幕が開きました。仙台市に住み、39歳で若年性認知症を発症した丹野智文さんが「認知症になったら終わりではなく、支援者の力も借りて、その時々を楽しく過ごし、認知症とともに生きることへの理解を広めたい」とスピーチしました。

各国の当事者 声上げる

会議中 、オーストラリアのケイト・スワッファーさんやクリスティーン・プライデンさんなど多くの認知症の人が発言し、「新しい時代」になったことを痛感しました。

認知症の当事者が企画運営した「認知症関係5当事者団体ワークショップ」や「日本認知症ワーキンググループ」などが盛況だった点も画期的でした。

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制度後退許さず

日本でアルツハイマー協会の役割を果たしてきたのは「認知症の人と家族の会」です。1980年に結成され、以降37年間代表を務めてきた高見国生さんが「日本における認知症の動向」として37年間を振り返りました。

「痴果」が「認知症」になって、介護保険制度ができ、認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)や認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)など国の施策は 一定の前進をしてきました。しかし、昨今の介護保険制度の後退など見過ごせな い情勢もあり、今後も「認知症の人と家族」が声を上げていくことが大切だという高見さんの報告が共感を呼びました。

国際会議の一部は「認知症をめぐる世界の最前線」として、無料で一般公開されました。16カ国のアルツハイマー協会の活動内容を展示したブース、約400題のポスター発表、「認知症の人と家族の会」の各都道府県支部のポスター紹介、オランダやアルゼンチンの人を迎えた認知症カフェなどです。

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富山県支部の認知症カフェを開催した勝田登志子さんは「たとえ言葉が上手にしゃべれなくなっても、カフェに来て和む時間を過ごしてほしくて草の根の取り組みを長年続けてきました」と笑顔で語りました。

臨床美術に注目

臨床美術(認知症の予防や改善を目的にしたアートセラピー)などの認知症ケアが、介護者のケアや満足度向上の側面からも論じられていることが、新たな発見でした。 今回の会議を機に、さまざまな取り組みが世界各地で増えていくことを確信しました。


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