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zoom RSS テレビ時評 : 共謀罪の本質抉る報道を   ジャーナリスト 河野慎二

<<   作成日時 : 2017/04/23 13:03   >>

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内心の自由に踏み込み、言論弾圧の道具になりかねない「共謀罪」法案が19日、衆院法務委員会で実質審議入りした。

TBS「NEWS23」は、岐阜県大垣警察署が市民運動家らの情報を地元電力会社に提供していた事例し、共謀罪審議を報じた。番組は個人情報を流された船田伸子さん(60)が「私を調べようとしたら、家族や友人も調査対象になる。こんなことが突然起こったら、怖いと思いませんか」と訴える様子をVTRで伝えた。

□   ■ 生活の隅々に

この問題を藤野保史議員が取り上げ、「共謀罪が新設されたら、警察の目が私たちの生活の隅々に及ぶ。まさに監視社会じゃないか」と追及した。

星浩キャスターは、「こういう問題はしっかり詰めていかないと、 法律が恣意(しい)的に運用される恐れがある。今後の審議は、本当に丁寧に、相当長時間取ってやってもらいたい」とコメントした。

テレビ朝日の「羽鳥モーニングショー」(20日)は、玉川徹コメンテーターのコーナーで取り上げた。

玉川氏は、沖縄の基地建設反対運動のリーダー、山城博治さんが5カ月も勾留された問題について、共課罪に詳しい海渡雄一弁護士を取材。海渡氏は共謀罪が成立すれば「座り込みをしようと計画しただけで、その人たちが全員捕まる可能性がある」と指摘する。

玉川氏は、今回の共 謀罪法案に中心的な役 割を果たした自民党法務部会長の古川俊治参 議院議員にインタビュー取材をした。

玉川氏は「人間の盾で(工事用の)トラック通行を阻上しようとしたら、共謀になるのか」と、古川氏を問い
詰める。古川氏は言を左右にして、はぐらかそうとするが、「実行準備段階に入れば、組織的犯罪集団に認定される可能性はある」 と、法案の危険な本質を認めざるを得なかった。

監視社会と警察権力の濫用への懸念についても、玉川氏が「共謀をどう立証するのか」 と厳しく追及。古川氏は「いろんな証言、メールとか。内部通報、密告もある」と、監視社会、密告社会の到来を否定しなかった。

玉川氏は「厳格な歯止めをかけるか、そうでなければもう一 回考え直すことが必要」とコメントした。

□ ■ NHKに驚き

これに比べ、共謀罪の核心に迫る意欲も覚悟も感じられないNHKの報道に驚いた。 NHK「ニュースウォッチ9」(NW9)のタイトルは「共謀罪」は使わず、「テロ等準備罪」で始まった。内容も、安倍首相答弁を引き出す露払い的な自民党の質問と「一般人が捜査対象になる可能性を否定できない」とする民進党議員の質問 を並列したのみ。これでは、NHKニュース の信頼は地に堕(お)ちる。

NHKを含めテレビは、共謀罪法案の危険 な本質を挟(えぐ)る 報道に徹してほしい。
(こうの・しんじ)

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