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zoom RSS ストップ共謀罪 あえて「警察の目線」で考える  ジャーナリスト:青木 理(オサム)さん

<<   作成日時 : 2017/04/22 14:32   >>

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かつて警視庁の担当記者として、警備公安部門を長く取材しました。共謀罪の本質は何か。この問いには、あえて「警察の目線」で考えるのが役立ちます。

従来の刑事司法は、すでに起きた犯罪を処罰対象とするのが基本原則です。しかし共謀罪は、話し合いや準備といった ″起きていない犯罪″を取り締まる。そのためには警察が「怪しい」「危険だ」と目した人たちを日常的に監視する必 要があります。でなければ、″起きてもいない犯罪″を取り締まれるはずがありません。

日常的国民監視お墨付き与える

では″起きていない犯罪″をどう立証するか。今は供述しかなく、冤罪が多発しかねない。だから警察は、″客観的な証拠〃を求め、携帯電話やメール、SNSなどの傍受をもっと強化するよう求めてくるでし ょう。さらには「それでも不十分だ」と密室盗聴の合法化も要求してくる。皮肉を込めて言えば、これが〃真面目″な警察官の発想です。

つまり共謀罪は、警察による日常的な国民監視にお墨つきを与えるものなのです。

この間、現政権は特定秘密保護法や通信傍受法の強化など、捜査当局が恣意的に使える武器を次々と与えています。一番不安なのが、実際にテロなどが起きてしまったときです。社会全体が「テロに屈するな」というエキセントリックな空気に包まれたとき、こういう歯止めのない法律は本領を発揮しかねない。かって治安維持法下で捜査当局が「政府に盾つく」と目した人たちを 次々と逮捕、投獄しました。そうなったときに「これでいいのか」と叫んでも遅い。

“権力への恐れ″希薄な安倍政権

今、巨大与党からは「警察を信用しろ」といった声も出ています。しかし、自衛隊もそうですが、警察は強大な権限と実力、そして情報収集能力も併せ持った治安組織です。政治が適切にコントロールしないと、歯止めを失って暴走しかねない。これは「信用する、しない」の問題ではないのです。

権力者は本来、こうした実力部隊をコントロールする矜持、警戒心が必要です。しかし今の安倍政権は、権力者が本来持っているべき″権力への恐れ〃が希薄です。明らかな政治の劣化です。だからこそ、こんなにも歯止めなき武器を次々と治安機関に与えられるのです。 今、社会が大きく変容する明らかな分水嶺にぼくらは立っています。本質を伝えつづけることの大切さを、ぼくらは諦めてはいけないと思います。

聞き手:芦川章子  写真 佐藤光信

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